集団で話しているのに自分だけ輪に入れない
仕事仲間やサークルの仲間と歩いている時、自分だけ輪に入れないことがある方は多いでしょう。
そんなとき、なんとかして輪に入ろうと四苦八苦するも結局うまく溶け込めずに、落ち込んでしまいますよね。
今回は、自分なりに対処法をまとめてみました。
1.自分に好感を持っている人がいる時
この場合は、相手の迷惑でなければその人と話しましょう。他の人と話そうとしてうまくいかないようであれば、無理して話す必要はありません。みんなで話したいときも、まず1対1から輪を広げていくことを考えましょう。
2.自分に好感を持っている人がいない時
この場合、無理して輪に加わる必要はありません。もし自分に興味を示してくれる人がいれば、見ていれば大体わかります。
周りの景色を見ながら、「こんなビルあったんだー」なんて構えてのんきにいるのが、ストレスがたまらなくて良いです。
今回の方法は、あくまで自分なりの方法です。どんなにコミュ強になっても、自分に合わない集団に溶け込めないこともあるでしょう。
そんなときは、「なんとかして気を引いてやろう」と躍起になるのでなく、ある程度余裕を持った姿勢でいることが精神衛生上大事です。
交渉
コミュニケーションにも色々ある。
今回は交渉について考えてみた。
交渉とは、相手との話し合いの中でなるべく自分の欲求を満たそうとする行為だ。
同時に、相手も同じことを考えている。
つまり、双方が納得するポイントを探す行為だ。
重要なのは、お互いの欲求を知ること。
お互いの満足度を最大化するには、それぞれ何に価値を置いているのか知ったうえで話し合う必要がある。
細かい交渉テクニックが上京を左右することもあるのだろうが、欲求を知ることは交渉の一番のコツだと思う。
雑談力について
雑談にはいくつかの定石があるんだと思う。
「ロックが好きなんですよー」と言えば、ほとんどの場合の返しは「自分も好きです」や「どんなバンドが好きですか?」になると気づいた。だから、何回もこのやり取りをしていて、「またこのパターンか」とわかるようになってきた。
決まりきったコミュニケーションを楽しみたいならいつもどおりの会話をすればいいし、笑わせたいなら事前に用意した変化球を投げればいい。会話をたくさんする中で、いい意味で先を読んで会話をコントロールできるようになる。
コミュ障でも積極的に会話に飛び込む最大のメリットは、ここにあるんじゃないか。慣れこそものの上手なれというが、これを最近特に実感している。
コミュ障の直し方
コミュ障を直すにはどうすればよいのか。
一番の方法は、「場数を踏むこと」だ。
はじめのうちは、ただ無言でうつむくだけで終わるかもしれない。だけど、それでいい。
周りのコミュ強の会話を聞いているうちに、どういう会話の流れがあって、どういうことを言う人がウケているのか、肌で感じることができる。
すると、どこかのタイミングで、「ここでこう言えばウケるんじゃないか」と思えるタイミングが来る。
実際に言う。ウケる。ここから、「コミュニケーションって楽しいんじゃないか」と思い始め、「言う→ウケる→楽しい→言う」という正のループに突入する。
とにかく、周りを観察することだ。コミュ強から学び、コミュ強の真似をする。はじめのうちはうまくいかないかもしれないが、本当に不思議なもので、だんだんとわかってくる。
輪に入る必要はない。うつむいていてもいい。しかし、「周りを観察する」ことを意識することが、自分を変えてくれる。
コミュ障は人が怖い
そもそも人は、なぜコミュ障になるのでしょうか。
目を見て話せない、言葉に詰まって困るなど、コミュ障にはいろんな特徴がありますが、それらすべて「人が怖い」ことが根っこにあると思います。普通の会話がしたいだけなのに、過去の嫌な経験が不安を煽ってきます。
「もし目を見て話して、バカにするような顔をされてたらどうしよう、逃げたい」
「言葉に詰まった、間が持たない、どうしよう」
自分は、「目の前の人におかしいと思われないか」を常に考えています。
その上で、会話の後で「ああ言っておけばよかった」とか一人反省会をします。
自分がどう思われてるか気にするばかりに、相手を思いやる暇なんてない。だから、相手がつまらなそうにするという悪循環。
楽しませようという気持ちでいれば、話自体がつまらなくても、ある程度心地よい空気で会話ができるのに。(これを最近実感してます。大体の人は、嫌な顔せずに会話をリードしてくれることに驚きました)
よく考えたら「自分をよく見せよう」と「相手を楽しませよう」はそれぞれ利己と利他の精神であって、真逆なんですよね.....。
自己顕示欲とサービス精神、この2つのどちらか大きいかが、コミュニケーションの鍵を握っている気がします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。